手術13日目「とんでもないババァ」
[まえおき]
わたしが左股関節の回転骨切り術という手術をした入院中の日記を1日1記事書こうと思います。タイトルが手術○日目みたいになりますが、もう退院しているのでそこんとこ勘違いなさらず。
右足の手術をしたときの日記は、こちらのまんがになります。
はじめの日
まえおき終わり。
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世の中にはいろいろなババァがいるが、入院中にちょいちょいとんでもないババァに遭遇する。
この日は、新しく同じ部屋に入院してきたババァがとんでもなかった。
テレビの音が垂れ流しなのだ。
普通、大部屋だとテレビを流したり音楽聞いたりゲームしたりするのにイヤホンをすると思う。病院からのパンフレットにもそう推奨されているし、何よりそれが普通じゃない?というか、他人と共存してる場って、自分が流してる音をなるべく聞こえないようにしない?
少ししてから、そのババァのところに看護師さんが来て、「テレビはイヤホンで聞いてください」と言ったが、ババァは「イヤホンは持ってない」と答えていた。優しい看護師さんは「貸しましょうか?」と言ったら、ババァは「いや、いいです」と断った。
ん?
まあ、そこまでしてテレビ見たくないやって思ったのかなあ。
と思ってたら看護師さんが去った瞬間にまたテレビをつけるババァ。
ちょっとーーーーーーーわたしわたし!!わたしおりまんねん。カーテンで仕切られてるとはいえわたしの存在わからないですか??同じ世界線に生きてないですか??
こっちも大音量で東京事変のライブ音源を流して対抗しようか・・・いや無視されたら寒いし・・・と悩んでいたら、また看護師さんが来て、イヤホンを推奨していった。そしてさっきと同様にきかぬババァ。
まじか・・・
もう「まじか」しか感想が無かった。
わたしもイヤホンしてHulu見てるから、ババァの音がずっと全部聞こえてくるわけではない。でも、トイレ行ったり、ちょっとイヤホンを外したらババァの部屋から下品なお笑い番組の大爆笑が聞こえてくる。とても不快だ。うーん・・・
そうこうしてるうちに消灯時間になった。
消灯時間をすぎても、暗闇でテレビを見続けるババァ。
まじか・・・
と思ってたら、巡回の看護師さんが来て「イヤホンがないなら見ないでください!」と叱って、テレビを消してくれた。感謝。
あと、廊下ででかい声で噂話をするババァとか、入院中は本当にいろいろなババァにあった。もちろん良いババァもいた。やたら飴をくれるババァとか。長生きしてほしい。