【痛い話です】手術28日目「思い出」
[まえおき]
わたしが左股関節の回転骨切り術という手術をした入院中の日記を1日1記事書こうと思います。タイトルが手術○日目みたいになりますが、もう退院しているのでそこんとこ勘違いなさらず。
右足の手術をしたときの日記は、こちらのまんがになります。
はじめの日
まえおき終わり。
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手術4週目突入する。
あれから約1ヶ月かあ、と感慨深い。
手術後に印象に残ってることがあって、時々思い出す。痛い話なのですみません。読むの自己責任でお願いします。
手術の次の日の朝、ドクターが来て、患部を上にするように寝て、ドレーンを引っこ抜き、ガーゼを交換するという儀式がある。これが麻酔ナシなのである。
去年もやったけど、これすごく痛い。
まず、患部を上にするように横になる。この時、体を一瞬でもひねらせたりしたら、股関節が多分バラバラになってアウトらしい。普通、体を横に向けるには体をひねらせないと一人では無理である。なので、この場合、看護師さんたちが数人来て、わたしの体を数カ所持って、せーので横にする。足が内股になってしまっても股関節がアウトになってしまうので、慎重にまっすぐに、板一枚をそのまま横にするように横向けにされて、足の間には足が内向きにならないように台がはさまれる。
これがもうすでにめっちゃ痛い。だってまだ固定してないしいろいろ・・・骨アカンくなっちゃうんじゃないかってくらい、痛いし不安。
そして、ドクターが来てドレーンを抜く。ドレーンとは、傷口から漏れてくる体液を吸い取ってくれる管で、傷に直接ブっささっている。これを麻酔なしでヒュンって抜く。
痛いよー
思い出すだけで痛いよーーー
わたしはなんかもう限界で、ベッド柵にしがみつき、いつの間にか小須田部長の歌を歌っていた。
ご存知だろうか。めちゃくちゃ世代なんですけど小須田部長。
小須田部長は、様々な困難にぶちあたって、
がんばれ〜
負けるな〜
力の〜限り
生きてやれ〜
という歌を歌う。
周囲の看護師が笑ってたけど、もう気にならない。だって痛いんだもの。あとせっかく手術したのに壊れそうで不安なんだもの。
小須田部長の励ましのおかげか、どうにか無事ドレーンも抜けて、ガーゼも変えてもらって、あおむけにしてもらうことができた。多分泣いてたと思う。
あれから一ヶ月、痛いけど足動くようになってきたし、本当に病院のスタッフには感謝しかない。