夫と出かけた話・水木しげる展
それにしても、水木しげるって最高じゃないですか?
水木しげるの人生がたくさん詰まってる素晴らしい展覧会でしたよ。
1.絵がうまい
幼少期からの絵、うますぎ。
2.戦争が辛い
うますぎる絵と高すぎる感性での描写がすごい。
腕を失った時の両親の対応が暖かすぎる。
総員玉砕せよの生原稿が見れたのよかったなあ。
丸山が死ぬところ大好き。
3.貧乏すぎる
貧乏時代、妻と腐ったバナナを食べたという空間を再現したコーナーがあって、
そこだけ撮影可だったんだけど、部屋に上がり込んだりするのはダメだというのが謎だった。腐ったバナナをどうインスタ映えしろというのだ。
4.成功した後
成功後の作品量がすごい。どれもオモチロイね。
5.うるさい
最近の美術館の傾向なのか分からんけど、映像や音を発する展示がかなりある。
その割に映像画面が全部反映されてなかったりして、何がしたいのかわかんないし他の展示見てる時にうるさい。
6.妖怪絵もっと見たかった
水木サンはいろんなジャンルの始祖だけど、その中でも私は妖怪辞典とかの絵が好き。妖怪絵の原画はあんまりなかったから残念。
7.南国のレリーフ
水木サンがよく滞在した南国の職人が半年かけて作ったというレリーフがすごいよかった。芸能人の追悼文よりよかった。あたたかみを感じる。
8.布枝がかわいい
妻のロングインタビューがとてもかわいい。布枝は美人で機転が効いて、勤勉で素晴らしい妻だ。なのに水木サンはいつも布枝の顔を長く描くのがなぞ。美人なのに。
9.撮影ポインがない
美術館って撮影していいよって書いて会ってもポートレートはダメですとか言われたりして厳しい。よく知らんけど、ヨーロッパの美術館はそんな雰囲気なかったぞ。どっちかというと開放的な図書館みたいな雰囲気で、誰でもどんな風にも見てまわれて撮影もし放題だ。巡回してる人も多くてビクビクするのも嫌だ。なんかもっと自由に見たい。
あ〜はやく十万億土に行きてえ