手術32日目「筋トレイライラ」
[まえおき]
わたしが左股関節の回転骨切り術という手術をした入院中の日記を1日1記事書こうと思います。タイトルが手術○日目みたいになりますが、もう退院しているのでそこんとこご心配なさらず。
右足の手術をしたときの日記は、こちらのまんがになります。
はじめの日
まえおき終わり。
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筋トレリハビリの日が続く。
わたしは生まれつき股関節がこんなだったので、子供の頃から運動がとても苦手だ。
股関節が悪い→早く走れない→筋肉がつかない→コンプレックスになる→もっと運動できない
というループに陥っていたように思う。
ドッジボールをするとすぐ当てられ、バレーやバスケはすぐボールをとりおとしてチームの迷惑な存在になり、短距離走も長距離走も遅さの極み、水泳は溺れた。体育の授業の評価はいつも1や2だった。
そんなわたしが大人になって筋トレをするのである。多分普通の人より超えるべき壁が多い。
なにより、反復運動がイライラする。
なぜか「こんなの意味あるのか?」って思えてくる。
意味があるから理学療法士も教えてくれてるにも関わらず、なかなか心に落ちないので、すぐ反発したくなる。
多分、長年の運動コンプレックスにより、「いくら運動しても意味なんてない」という風にどっかで思い込んでいるのだ。
筋トレ中は、音楽やラジオを聞いたりして、自分をごまかしながらやるようにしていた。
筋肉は裏切らない、という言葉がツイッターではやっていたけど、本当にそう思う。
運動すればその分だけ体がラクになるし、痩せる。
でもやっぱり、いまだに「こんなの意味あんのか!?」と叫びながらやってるのである。